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4浪したけど医学部

しょーごです。アホなほどいろいろやる医学生のブログです。ヒッチハイク、東南アジアをまわったりも。もっと挑戦していきます。

6月上旬に熊本ボランティアに行って分かったこと

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6月上旬に大学の友達3人と一緒に熊本ボランティアに行ってきました。ぼく自身は今回の熊本地震に関するボランティアにかなり興味があったというわけではありません。

友達の1人が熊本出身だったということが今回ボランティアに行った一番大きな理由かもしれません。

また、行くと決めてもこういう話をすると批判してくる人がでてくる可能性があるので、皆に言わないでおこうと思っていました。勿論ブログで書くなんて尚更です。

しかし、いろいろと分かったこと、感じたことがあり、それらのことについて書いた方がいいのではと感じたため、今日はそのことについて書いていこうと思います。

 

まずは、熊本地震の基本情報についてまとめてみました。

1.熊本地震とは

2016年4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震のことで、最も大きい震度7の地震は4月14日夜及び、4月16日未明に発生しています。

震度7以上の地震は、実は地震の観測が始まり熊本地震が起きるまでは3例しかないほど大きな地震(阪神大震災、新中越沖地震、東日本大震災)です。

 

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上記の図は熊本地震は実は余震は少ない!?東日本と阪神との比較で見えてくることのサイトを参考に作成しました。地震の回数は参考程度にお願いします。

 

震度7以上の地震を中心に並べてみました。規模の大きすぎた東日本大震災を除く他の震災と比較すると分かる通り、熊本地震は余震が多いといえます。この記事を書いている6月にも毎日10回程度、震度1以上の地震が起きています。ぼくが熊本に行ったときも何度も地震を感じました。

死者数は50名程度で、負傷者は1600名を超すそうです。

 

参考:熊本地震 (2016年) - Wikipedia 平成28年(2016年)熊本地震の関連情報(気象庁)

 あるコンビニでの写真。地震で倒れないようにあらかじめビンを倒しているのではと思います。

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2.熊本に行って分かったこと

ぼくは、1番被害の酷いと言われる益城町に瓦礫の片付け、大きな被害を受けた西原村に農業ボランティア(さつまいも、桃)に行きました。

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ボランティアセンターによって仕組みなどが全く違う

 益城町は、ボランティアの仕組みが整っていることもあり、多くの人がボランティアに来ますが、ボランティアの流れというのはボランティアセンター、ボランティアの種類によって違います。

ex.益城町のボランティアの流れ

①ニーズの受け入れ②ボランティア受付③オリエンテーション④ニーズのマッチングとグルーピング⑤資材の貸出⑥救援活動⑦調査報告

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一方、西原村の農業ボランティアは、恐らく運営の人数が少ないこともあり、割り振られたボランティアを行うのみの形でした。

 

また、 益城町のボランティアは大部分が瓦礫の片付けであり、西原村は瓦礫の片付けの他に農業に関するボランティアとペットの世話をするボランティアなんてのもありました。

 

ボランティア参加者の偏在化が生じているのでは

現在はボランティアに参加する人が全然足りていないというわけではありません。

しかし、西原村のペットの世話をするボランティアなどは人が足りていないそうです。その理由として、ペットの世話というのは人間の命に直接関わるものでないため、大々的に宣伝ができないというものがあるそうです。

 

また、SNSなどを上手く活用できていない地方自治体、県のホームページにボランティア情報を載せられない地方自治体が存在するそうです。

 

つまり、ボランティアの種類と地域によってボランティアに来てくれる人の数に偏りが生じていると言えるのではないでしょうか。

 

義援金、支援金は別物

ぼくは義援金、支援金は同じものだと思っていましたが、現地にいるとこれらの言葉を使い分けて話している人がいたので、気になって調べてみました。以下それらの意味と注意点を書いていきます。

義援金とは・・・・被災者への直接支援

・被災者への配分は後日行われる

・寄付金額の公表は各組織を信頼するしかない

・人件費や必要経費は税金等で賄われる

 

支援金とは・・・・支援活動を行っている団体への資金提供

・被災地の実情に合わせて、必要な支援活動に各団体が柔軟にお金を使える

・寄付者が、自分たちの代わりに支援活動を行ってくれている人びとを応援できる

 

参考:「義援金」「支援金」の違いとは? - 復興支援 東日本大震災 - Yahoo! JAPAN

 

もう少し具体的な話をします。

例えば、地震が起きてすぐ、ご飯を食べることができない人、毛布がなくて夜眠れない人がいることをテレビで知ったとします。そして、義援金を寄付しようとしたとします。

そうすると役にたったと思っている人がいるかもしれませんが、もしかするとそのお金は、テレビで知った人びとの為にならないかもしれません。

なぜなら、義援金は正しく平等に配られなければいけないという理念の下、委員会が調査、検討した後に被災者のもとに届き、それにかなり時間がかかるからです。

例えば、3.11のときの宮城県への義援金に関する第1次配分に関する検討は4月13日に行われたそうです。また今回の熊本県へのものは5月2日に行われたそうです。

参考:宮城県災害義援金配分委員会について - 宮城県公式ウェブサイト

平成28年熊本地震義援金の第1次配分について / 熊本県

 

義援金と支援金の違いを理解することは重要

義援金と支援金は上記のような違いがありますが、寄付をするならその違いは理解しておくべきでしょう。

地震が起こってすぐの段階では支援金の方が重要度が高く、一方復興の目処がたった後では義援金の方が重要度が高くなるのではと思います。

 

その他熊本に行って分かったこと

・どこかのアナウンサーが、4月にお弁当を現地で買い相当非難されていましたが、現在は食べ物、物資などは十分に流通しています。現地の経済を活性化する為にも買った方がいいと思います。

 

・ボランティアを呼ぶことに抵抗を感じている被災者もいるそうで、ボランティアを必要としている人はもっと多いかもしれません。

 

・地震による被害が何兆円にもなり、お金が全然足りていないそうです。

 

・被災者の中には、大きな地震と長期間に及ぶ余震のため心身ともに疲弊している人もいて、癒しを必要としていることもあり、そのことをボランティア中に意識しておくことも重要だと言われました

 

3.ぼくたちができること

被災地に何か貢献できればという気持ちは少しかもしれませんが前々からありました。そして今回のボランティア活動を通しその気持ちはより強いものになっています。

しかし、今回のボランティアでできたことは思い返してみるとたかが知れていました。これからぼくに何ができるのだろうかということを考えてみてもあまりいい案が思いつきません。

もっと考える必要があると思いますが現時点でぼくが考えたできることを以下書いていきます。

 

まずは被災地の現状、地震、募金等に関する正確な情報を知る

何も調べないで被災地に役にたちそうだからしようと思いしたことが、逆にありがた迷惑になってしまうことがあります。

例えば、必要だと思って被災地に送った古着が、現地で不要と判断され単なるゴミになっているという話を聞いたことがあります。

 

また、ただ単に募金するにしても、先ほどの義援金、支援金の違いを理解しているだけで募金がより効果的なものになります。

 

その上で自分たちのできることを行う

熊本産の物を買うのもいいでしょう。時間がある人はボランティアに、お金がある人は募金をしたらいいのではないかと思います。

ぼくはブログや部活動などの部会などを通し皆に今回の地震の情報について発信しましたが、そういったことも重要でしょう。

 

継続的に行う

今は連日テレビで熊本地震に関する映像が流れていることもあり、ボランティアに参加する人の数が全く足りていないというわけではありませんが、後々足りなくなることもあるかもしれません。

また、お金は全然足りていないそうです。

負担にならない程度に自分たちにできることを継続することが重要だと思います。

 

 

4.最後に

自分たちにできることを考えてみましたが、ありきたりなことしか思いつきませんでした。しかし、そういったありきたりなことが本当に大切なんだと実感したそんな熊本でのボランティアでした。

また、今回の活動を通しかなり成長させてもらいました。

 

高知県は地震が起きる起きると言われているので、今回の熊本地震は、ぼくたち高知県民に対して決して対岸の火事ではありません。

東日本大震災にしろ、熊本地震にしろ予測されていなかったことだと思うのでむしろ全国民が自分ごととして考えるべきなのかもしれません。

 

この記事を読んで少しでも被災地のことを考え、日々の行動が変わる人が出てきてくれると書いた自分としては、とても嬉しく思います。