4浪したけど医学部

しょーごです。アホなほどいろいろやる医学生のブログです。ヒッチハイク、東南アジアをまわったりも。もっと挑戦していきます。

日本にいる難民の問題とそれについて僕たちができること

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困っている人を助けたいという思い、この思いは誰しもが持っているのではないでしょうか?

 

ぼくは、ミャンマーをはじめとする東南アジアで活動する医師、吉岡秀人先生の著書を読んだことで、医師を志した影響もあり、発展途上で困っている人になにかしら貢献できる医師になりたいという思いがあります。

 

ぼくに厨二病を患わせた発展途上で働く医師、吉岡秀人 - 4浪したけど医学部

 

だから、難民という言葉を聞くと、アジア、アフリカにある難民キャンプの光景がまずイメージされるんですよね。

しかし、先日、日本で難民の支援をしている TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)という団体のムービーを見、彼らの話を聞き、日本にいる難民についてとその支援の方法を知りました。

様々な貢献の仕方があり、どういった形で困っている人へ貢献するのかを模索していたぼくにとって、非常に参考になる話でした。 

今日は、彼らが取り組んでいる、日本に住んでいる難民について書いていきます。

 

↓日本という「異国で生きている」ビルマ人の、2時間にも及ぶ密着ドキュメンタリー映像を見ました。日本に在住する外国人をここまでしっかりと映し出した映像はなかなかないのではないでしょうか。

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1.そもそも難民とは?

「難民の地位に関する条約」によると「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた」人々と定義されています。

 近年、祖国の迫害を受け、日本に助けを求めてくる難民が増えてきましたが、彼らへの待遇は決していいものではありません。

 

2.日本の難民認定者と申請者数

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引用:法務省

 

よくテレビ、ネットなどで難民の取締を強化してるというような情報を耳にしていたのですが、驚くことに平成26年度の難民として認定された人は11人です...5000人の申請した人に対して11人。たった2%ですよ。超難関。

2013年、アメリカは21,171人、ドイツは10,915人難民を認定しました。これらの国と比べると、日本はかなり難民受け入れの観点では遅れていますね。

どうして、日本はこれほどまで取締を厳しくするのかぼくは疑問に思いその理由を調べてみました。

 

3.日本が難民受け入れを厳しく取り締まる理由

  • 就労目的の偽造申請の横行が目立っている

 

  • 島国であることもあり、歴史的に排他的である

 

  • 日本の治安が脅かされるかもしれない

 

といったところでしょうか。

 

就労目的の偽造申請についてですが、先ほど紹介した「難民の地位に関する条約」の難民の定義には、お金の問題は含まれていなく、日本政府はこの条約の定義を厳格に守っているにすぎないんです。

確かに、日本は他の国より犯罪率は低いです。さまざまな他国の人が日本に住むようになることで、犯罪が増えたり、

帰属意識、同調意識の高い日本人であったからこそ争いは少なかったかもしれないのですがさまざまな考え、価値観を持った人が増えるといざこざが増えそうな気もします。

 

うーん、難民受け入れはデメリットが多いような気がしますね。でも、ドイツ、アメリカは毎年何万人もの難民を受け入れているんですね。どんな理由があるのでしょうか?

ドイツがなぜ多くの難民を受け入れるのかについて調べてみました。

 

4.ドイツが多くの難民を受け入れる理由

ドイツでは死亡率が出生率を超え人口が減少していき、2030年までに労働人口が600万の減少をすると推定されており、それに伴いドイツの経済は悪化していく。

しかし、ドイツの経済相は、難民を受け入れ彼らを訓練させることで、この経済に関する問題は解決すると言った。

参考:There's a very practical reason why Germany is taking in so many refugees - Business Insider

 

 90年代では、難民キャンプに火をつける人がおり、多くの一般市民もそういった活動に賛同していたという背景もあり、難民受け入れ条件が厳しくなるように改憲された。

しかし、その後ナチス時代の大量虐殺(ホロコースト)の反省と第二次大戦後は彼ら自身が難民であったため、2000年前後あたりから難民の受け入れに積極的になった。

参考:Why Germany Welcomes Refugees - Bloomberg View

 これらの参考文献から分かるように、経済悪化の解決策として、かつ歴史的背景により、ドイツは難民受け入れに積極的なのではないかと思います。

 

5.日本ではなぜ難民受け入れに消極的なの?

日本でも、ドイツと同じように死亡率が出生率を超えており、労働人口が減っています。しかも、ドイツ、日本両国共、就労目的の偽造申請が横行しているんです。

それなのに、日本は難民受け入れにかなり消極的、ドイツはかなり積極的。この差はどこで生まれたのでしょうか?

この差というのは島国であることで隣国との交わりさえあまりなかった日本と、ドイツとの歴史的背景の違いでないかとぼくは思います。

 

6.難民に対してぼくたちができること

難民受け入れが消極的なのは歴史的背景によることが大きいとぼくは考えていますが、過去についてはどうしようもないです。が、やはり、難民についての事実を知ることが重要でないかと思います。

TRYさんの難民支援活動

TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)さんは、施設へ面会活動、難民申請の際必要となる資料の翻訳、映画、学習会といった普及活動をされているそうです。

難民に対してぼくができること

ぼくは、TRYさんのお陰で難民について知り、興味を持ててよかったと思います。

勿論、ぼくたち1人が知って行動を起こしても大したことはないです。しかし、ぼくたちが束になると、前述のドイツの市民活動により難民受け入れの条件が厳しくなるように改憲されるといったような、大きなことがなされるんです。

まずは、皆さん知って興味を持ってみて下さい。

 

そういった思いから今回は難民について書きました。

長くなりましたが、今日はこのあたりで。